Rd.11 モスクワ
日程 | 2012.08.23 , 08.24 , 08.25 |
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サーキット | モスクワ (ロシア) |
ライダー | レオン・キャミア / ジョン・ホプキンス |
予選 | 18位 11位 |
本戦 | レース1: 15位/レース2: 5位 レース1: 9位/レース2: 12位 |
レポート
公式予選1回目の前に行われたフリー走行1。
レオン・キャミア選手(以下、L・キャミア選手) がスタート直後から果敢な走行で1周、2周目と続けてベストタイムを更新。好調な滑り出しでウィークが始まったと思われたが、3周目にL・キャミア選手が クラッシュ。ライダーは無事だったがマシンは走行が続けられる状態では無く、L・キャミア選手は、その後のフリー走行を見合わせることとなった。
公式予選1回目。
L・キャミア選手のマシンも何とか修復し臨んだ予選では18番手のタイムとなる。
一方のジョン・ホプキンス選手(以下、J・ ホプキンス選手)は14番手のタイムを記録した。
公式予選2回目。
L・キャミア選手は前日のタイムは更新するものの18番手とポジションは変わらずに公式予選2回目を終了。
J・ホプキンス選手は残り時間6分を切ったところで最後のアタックを開始。そして、時間一杯となった最終のアタックラップで8番手のタイムをマークした。
公式予選を8番手で通過したJ・ホプキンス選手は予選上位16台で争われるスーパーポール1を10番手のタイムで通過。しかし、上位12台で争われたスーパーポール2ではラップタイムを更新できず、11番手のタイムで最終のスーパーポール3の進出を逃してしまった。
公式予選全てのプログラムが終了し、決勝レースのスターティンググリッドはJ・ホプキンス選手が3列目、L・キャミア選手が5列目となった。
決勝レースは朝から雨に見舞われ、レースウィーク初のウェットコンディションとなった。決勝レース1が始まる前には雨も上がり、雲の隙間から青空が覗き込んでいたが、トラックの状態はドライ路面が少ない非常に難しいコンディションでスタートを迎えた。
3列目スタートのJ・ホプキンス選手はオープニングラップで少し出遅れ、14番手でコントロールラインを通過。その後は追い上げのレースとなり、折り返しとなる13周目には11番手までポジションアップ、更に転倒車両の影響もありJ・ホプキンス選手は25周を走り9番手と 今シーズンベストリザルトでチェッカーを受けた。
一方のL・キャミア選手は路面状況からウェットタイヤで決勝に臨んだが、予想以上にタイムが上がらず18番手を走行の7周目にピットイン。スリックタイヤ に履き替えたL・キャミア選手はそれまで1分50秒台だったタイムが1分38秒台となる。懸命に追い上げを見せるが、ウェットタイヤでの走行が響き15番 手でフィニッシュとなった。
決勝レース2。
L・キャミア選手がオープニングラップでポジションを13番手まで上げて幸先の良いスタートを見せたが、レース序盤は前のライダーをパスできず我慢のレー スが続いた。しかし、11周目にはペースが上がり8番手を6台で争う集団をリードする。この時点で7番手の選手との差は6秒弱、L・キャミア選手は更に前 を目指し懸命に走行を続けた。そして、18周目には5秒、19周目には4秒、21周目には2.5秒と7番手との差が詰まり始め、23周目にはテール・ ツー・ノーズとなる。24周目、ついに7番手へ浮上するとファイナルラップには他車の転倒もあり5番手でチェッカーを受けた。
一方のJ・ホプキンス選手はレース中盤15番手付近まで順位を下げてしまったが、最終的には12番手まで追い上げチェッカーとなった。