第40回大会 参戦体制
サーキット | 鈴鹿サーキット (三重県)参戦体制 |
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ライダー | 津田 拓也 / ジョシュ・ブルックス / シルバン・ギュントーリ |
吉村 不二雄 社長
加藤 陽平 監督
鈴鹿8時間耐久レース40回目となった今年、ヨシムラスズキMOTULレーシングチームは津田拓也、シルバン・ギュントーリ、ジョシュ・ブルックスの3名で優勝を目指すことになりました。
新型GSX-R1000も全日本のレースを重ねるごとに開発が進んでおり、戦闘力の高い状態で決勝を戦う事が出来るでしょう。
8耐に勝つ為にこのGSX-R1000をデビューさせたスズキさんからの期待や、いつも強力に応援して頂いているヨシムラファンの皆さんの期待を背負って、信頼できる3名のライダーと共にチーム一丸となって5回目の勝利に向かって全力疾走したいと思います。
40回目の8耐もヨシムラスズキMOTULレーシングチームに声援宜しくお願い致します。
I’ve Got The Power!
ヨシムラスズキMOTULレーシングチーム
監督 加藤陽平
ライダープロフィール
津田 拓也
名前 | 津田 拓也 (ツダ タクヤ) |
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出身地 | 和歌山県 |
誕生日 | 1985年4月27日 |
身長 | 171cm |
体重 | 71kg |
今回の鈴鹿8耐は40回の記念大会でもあり、世界耐久としても最終戦となっており非常に注目度の高いレースになると思います。
その歴史ある大会の第1回目を勝利したヨシムラチーム。
共に頂点を目指すライダーも強力なメンバーとなりました。自分も彼らと組む事が出来て楽しみです。
この記念すべき大会を新型マシンで優勝できるように8時間、全力で戦い抜きますので、皆さんヨシムラスズキMOTULレーシングの応援よろしくお願い致します。
主なレース戦績
2013 | 鈴鹿8時間耐久 2位 全日本選手権 JSB1000 年間ランキング 4位 |
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2014 | 鈴鹿8時間耐久 2位 全日本選手権 JSB1000 年間ランキング 3位 |
2015 | 鈴鹿8時間耐久 5位 全日本選手権 JSB1000 年間ランキング 4位 |
2016 | 鈴鹿8時間耐久 3位 全日本選手権 JSB1000 年間ランキング 2位 |
2017 | ヨシムラスズキMOTULレーシングより全日本選手権 JSB1000 参戦中 ヨシムラスズキMOTULレーシングより鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦 |
シルバン・ギュントーリ
名前 | シルバン・ギュントーリ |
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出身地 | フランス |
誕生日 | 1982年6月24日 |
身長 | 179cm |
体重 | 62kg |
鈴鹿8時間耐久レースは、世界で最も重要で難しいことで有名なレースの一つとして知られている。
このようなレースに名門ヨシムラから新型GSX-R1000で参戦するのがとても楽しみだよ。
最後に耐久レースを戦ったのは2010年ドーハで、とても素晴らしい結果だった。
ドーハでGSX-R1000にて勝利して世界チャンピオンになったように、今回もまたチームと共に優勝したいと思っているよ。
主なレース戦績
2014 | ワールドスーパーバイク選手権 年間チャンピオン |
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2015 | ワールドスーパーバイク選手権 年間ランキング 6位 |
2016 | ワールドスーパーバイク選手権 年間ランキング 11位 |
2017 | ヨシムラスズキMOTULレーシングより鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦 ブリティッシュスーパーバイク選手権 参戦中 |
ジョシュ・ブルックス
名前 | ジョシュ・ブルックス |
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出身地 | オーストラリア |
誕生日 | 1983年4月28日 |
身長 | 176cm |
体重 | 72kg |
自分にとって鈴鹿8耐はとても重要なレースで、このレースで勝利したいといつも思ってきたんだ。
またヨシムラチームから参戦できることは誇りに思っているし、表彰台を獲得した2013年と2016年に続き、
今年は新型GSX-R1000でチームと共に優勝を狙うのをとても楽しみにしているよ。
主なレース戦績
2013 | ブリティッシュスーパーバイク選手権 年間ランキング 3位 ヨシムラスズキレーシングチームより鈴鹿8時間耐久ロードレース 2位 |
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2014 | ブリティッシュスーパーバイク選手権 年間ランキング 4位 |
2015 | ブリティッシュスーパーバイク選手権 年間チャンピオン |
2016 | ワールドスーパーバイク選手権 年間ランキング 14位 ヨシムラスズキレーシングチームより鈴鹿8時間耐久ロードレース 3位 |
2017 | ヨシムラスズキMOTULレーシングより鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦 ブリティッシュスーパーバイク選手権 参戦中 |
2017年 鈴鹿8耐 デンソーレースクイーン
名前 | 荒井 つかさ |
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生年月日 | 1994年11月29日 |
身長 | 168cm |
B/W/H | 83/60/86 |
趣味 | スーパー戦隊、仮面ライダー |
特技 | マシュマロキャッチ、子供をなつかせる |
出身地 | 群馬県 |
ニックネーム | つっつ |
ブログ | 荒井つかさオフィシャルブログ「つっつのふわふわたいむ」 |
昨年に続き今年もデンソーのレースクィーンとしてヨシムラスズキMOTULレーシングチームを応援できることをとっても嬉しく思っています。
皆さんもぜひ鈴鹿で一緒に応援してくださいね!
「鈴鹿8耐40周年」、この響きには感慨深いものがあります。
40年の歴史の中で、私には第1回大会ほど強く印象に残っている「8耐」はありません!
当時日本の皆さんが「鈴鹿に8時間耐久レースが来る!」と言っていたのに違和感を感じていたのを覚えています。それは多分オヤジのPOPも私も8耐を耐久レースとは捉えていなく、「長めのロードレースだろう?」くらいに考えていたからです。
第一回8耐が行われた前年の1977年は、片山敬済選手が350クラスで世界GPのタイトルを獲得しました。片山選手のラップタイムは、ヨーロッパ耐久選手権で4年連続のタイトルを獲り、「無敵艦隊」と呼ばれていたRCBと同等ということを、当時アメリカに居た自分達も現地の新聞や雑誌のニュースで知っていました。このことから、アメリカの草レースでヤマハのTZ350レーサーといい勝負をしていたウェス・クーリーが駆るヨシムラチューンのZ1にも勝算があると考えていました。
その翌年1978年夏、ホンダRCBのホームグラウンドである鈴鹿サーキットでの凱旋レースという筋書きのイベントが組まれたのです。まさかそこで、しかもスズキ車のGS1000でRCBと対峙できるとは思ってもみませんでした。
当時は、アメリカ人ライダーに対する日本での評価はほとんどなく、メーカー間では「ノーマーク」でした。ましてやアップハンドルで耐久レースをするなんて「規格外の出来事」くらいにしか思われてなかったと思います。タイヤに関しても、私がアメリカから手荷物で持って来た前後スリックタイヤ3セットを予選・本番で使用しました。ピットインの回数等もレースしながらペースを見極めて決めていくなど、ずいぶん大雑把なプランでした。
今振り返れば、我々ヨシムラは飛びっきり破天荒なアプローチで鈴鹿8耐を走り切って優勝したのだと思います!この世の出来事とは思えない程爽快な気分だったのを覚えています。
ヨシムラ40回目のチャレンジ
鈴鹿でお会いしましょう!
吉村不二雄