#12 LEGEND TEAM 誕生!

サーキット 鈴鹿サーキット (三重県)#12 LEGEND TEAM 参戦体制
ライダー ケビン・シュワンツ / 辻本 聡 / 青木 宣篤

#12 Legend of ヨシムラスズキシェルアドバンスレーシングチーム

吉村不二雄監督コメント

今年の鈴鹿8耐はヨシムラにとって、記念すべき大会となります。それは1954年の吉村秀雄によるヨシムラ創業より60周年という節目となるからです。

この大会をヨシムラは現監督の加藤陽平率いるチームに加え、2台体制にて私、吉村不二雄がレジェンドチームの監督となって往年のライダーと共に表彰台を狙います!
そのヨシムラのレジェンドライダーとは、1986年の8時間耐久ではペアで3位表彰台を獲得している1993年世界GPチャンピオンのケビン・シュワンツ、もう一人は、そのペアライダーでもあり、1985~1986年MFJ全日本選手権TT F-1チャンピオンの辻本聡です。
このチームは上位入賞の存在となる事は勿論のこと、別の意味でのモータースポーツの在り方、つまりエンタテイメント文化としての方向性も問う存在となります。

80年代、世界はモータースポーツが大きく花開いた時代でした。ヨシムラもその時代に彼らとの出会いがあり数々の勝利を国内・海外で収める事が出来ました。
ただ、往年の世界・全日本チャンピオンとはいえ、真夏の鈴鹿は体力の全てを賭けても、厳しい事に変わりません!しかしそれを彼達は厭わずに、この8時間耐 久レースに「走る価値」を見出しているのです。私としては、ヨシムラファンの皆様の熱い思いを創業60周年記念事業の一つとして、万全な体制で挑み、「あの時代の8耐」を再現し、皆様にモータースポーツの凄さ、厳しさ、楽しさ、また懐かしさを体現してもらいたいと思っております。

今年は是非鈴鹿サーキットに足を運んで頂き、両チームの限界に挑戦する筋書きのない8時間のドラマに、私たちチームと共に挑んで下さい。

(株)ヨシムラジャパン
代表取締役社長
チーム監督
吉村不二雄

ケビン・シュワンツ選手 コメント

2013年の鈴鹿8耐をTEAM KAGAYAMAという素晴らしいチームで戦えて、改めてレースの素晴らしさを体験できました。
2014年、私はヨシムラ創業60周年を心より祝福すると同時に、今年の鈴鹿8耐を創業者POPの想いを引き継ぐヨシムラスズキシェルアドバンスチームで出場出来る事になり光栄に思っています。
POPは私のレースキャリアにおいて最も影響を与えてくれた一人ですが、私が彼に初めて会ったのはヨシムラでレースを始めた1985年シーズンの中盤あた りからで、様々な事を教わりました。特にレースに対する心構え等、その後の私のレースキャリアの元になっています。POPは、チームメンバー全てがレース の勝利に向けて力を出し切る術を知っている人でした。
POPとの思い出の中に1994年の事がありますが、私はこの年の鈴鹿WGPでの4度目の優勝トロフィーをスズキGPチームピットでPOPにプレゼントし ました!この時の写真は、今も私の数ある写真の中で最高の一枚です。その時にPOPは「私が輩出した唯一の世界GPチャンピオンライダー」だと言ってくれ ましたが、それは今も心に残っています!
最後に、今年のヨシムラ60周年記念・鈴鹿8耐のチームメイトとして、1986年に一緒に戦った辻本聡選手と組むことになるのも更なる光栄です。また鈴鹿サーキットやヨシムラジャパン、また多くのファンの皆さんがこの様な機会を作ってくれたことに感謝しています。

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辻本 聡選手コメント

ヨシムラが60周年を迎えた記念すべき2014年、なんと鈴鹿8時間耐久レースに、レジェンドチームのライダーとして参加する事が決まり、心が舞い上がっております。
相棒は、自分が1984年の暮れに初めてヨシムラファクトリー入りをした時期と同じくヨシムラ入りした、ケビン・シュワンツです!
あれから30年、再びヨシムラファミリーとして、鈴鹿で一緒に戦えることが、今から凄く楽しみです。
今年で54歳になりますが、レースを楽しむ為にもフィジカル&スキルUPを目指し、ヨシムラ魂であるチャレンジ精神を心に刻み、本番に向けて精一杯頑張っていきたいと思います。
人生最後の大勝負!真夏の鈴鹿サーキットにて世界一過酷と言われる鈴鹿8耐をケビンと戦い抜きますので、是非このチャレンジに皆さんも参加して頂き、鈴鹿サーキットで生のレースを観戦して下さい。応援よろしくお願いします!

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青木 宣篤選手コメント

ケビンと辻本さんは私が憧れた大先輩であり、まさに鈴鹿8耐1986年のゴールデンコンビのライダーです。
そして、その8耐の歴史に刻まれた二人を率いたのが不二雄監督でした。
今回の抜擢では『レジェンドチーム』を牽引する大役を仰せつかりました。
ヨシムラで8耐を戦うのはこれで7回目となり、チームからは私が歴代最多参戦ライダーと聞き、 これも光栄な事と同時に、気が引き締まる思いです。
参戦するからにはこの『レジェンドチーム』で勝利をもぎ取るつもりで、 他のライバルはもちろん『34号車』をも蹴落とす勢いで頑張ります。
ファンの皆さんもどうぞ12号車と一緒に、熱い夏の鈴鹿8耐を闘ってください!

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