Rd.3 アッセン

日程 2012.04.19 , 04.20 , 04.21
サーキット アッセン (オランダ)
ライダー レオン・キャミア / ジョン・ホプキンス
予選 12位
8位
本戦 レース1: リタイヤ/レース2: 14位
レース1: リタイヤ/レース2: 11位

レポート

WSBK第3戦は、前戦終了後の合同テストで好タイムをマークしたレオン・キャミア選手(以下、L・キャミア選手)と、怪我から復帰後の状態が回復してき たジョン・ホプキンス選手(以下、J・ホプキンス選手) にて臨んだが、オランダの変わりやすい天候に翻弄され難しいコンディションでのレースとなった。

公式予選1回目はドライにて23台によってスタートしたが、開始早々の雨であっという間にウェットコンデョションへ。その天候が変わる前の僅かな時間内にL・キャミア選手が3番手をマーク。J・ホプキンス選手は13番手でセッションを終了した。

公式予選2回目は雨、気温8℃、路面温度4℃と非常に厳しい条件でスタートしたが、路面の影響で全てのライダーがタイムを更新できず、公式予選1回目の結果がスーパーポール進出に繋がった。
スーパーポールでは直前のフリー走行でL・キャミア選手がまさかの転倒。マシンは急ピッチで修復されスタートには間に合うが、転倒の影響もあり16台中12番手で3列目から決勝レースを迎える事となった。

一方のJ・ホプキンス選手は最後のアタックで2番手を記録し、トップ8台によるスーパーポール2への進出を決める。
インターバル後のスーパーポール2では、チャタリングにより思う様なアタックが出来ず8番手となるが、2列目の今シーズンベストグリッドを獲得した。

決勝レース1(22周)、J・ホプキンス選手は1周目を11番手でクリア。その後周回を重ねながらプッシュし、9周目、13周目にポジションをひとつずつ 上げ、9番手となった時点でトップとの差は1秒8となったが、天候が急変。激しい雨が急に降り始めレースは赤旗中断となった。
一方、L・キャミア選手は走行中のタイヤバーストにより緊急ピット作業が行われ、赤旗掲示の時点では20番手を走行していた。

仕切り直しのレース1は悪天候の中、各マシンがレインタイヤに履き替え、9周のウェットコンディションで行われた。しかしサイティングラップを始めたところでL・キャミア選手は転倒を喫してしまいリタイヤ。
そして迎えたレースではJ・ホプキンス選手が2周目の9コーナーで雨に足を取られる様に転倒してしまい、同じくリタイヤとなってしまった。

決勝レース2(22周)は、コースにウェットパッチが所々残るコンディションでの開催。しかし空には雨雲の様な大きな雲が浮かび、J・ホプキンス 選手、L・キャミア選手共にマシンセッティングをレイン用に振りレース2に臨んだ。しかし残念ながら予想は外れ、その後天候が崩れる事は無くコースは徐々 にドライへ。この影響で両選手ともラップタイムを上げられず、最後まで我慢のレースとなる。
2台のGSX-Rは最後まで粘り強く走り、J・ホプキンス選手が11番手、L・キャミア選手が14番手でそれぞれチェッカーを受けた。


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