悔しい結果となった鈴鹿2&4レース

シリーズ第2戦を迎えた全日本ロードレース選手権。今回は、4輪のスーパーフォーミュラとの2&4レース。事前テストは行われなかったこともあり、木曜日の特別スポーツ走行からレースウイークが始まった。今年も土曜日のレース1は、鈴鹿8耐トライアウトを兼ねておりJSB1000クラスには、70台ものエントリーを集めたこともあり、公式予選まで2グループに分かれてセッションが行われた。

公式予選（土曜日）
木曜、金曜と初夏のような陽気となったが、土曜は気温が下がり、強い風が吹く中でのタイムアタックとなった。Bグループの走行となった亀井は、セッション序盤のアタックで2分06秒566をマーク。組4番手につけると総合では7番手となっていた。レース2のグリッドを決めるセカンドベストは、セッション終盤に2分06秒857で8番手につけた。

レース1（土曜日）
スタートは、まずまず決まりオープニングラップを8番手で終えると序盤の混戦で抜きつ抜かれつを繰り返していく。しかし4周目辺りからペースを上げることができず、ポジションを落としてしまう。何とか7位争いの集団の後方につけていたが、前をかわす事ができず11位でゴール、悔しいレースとなってしまう。

レース2（日曜日）
レース1のデータを見直し、マシンセットを変更。朝のウォームアップ走行ではフィーリングもよくタイムも2分06秒849をマークして5番手につけていた。

16周で争われたレース2。スタートするとウォームアップ走行のときとフィーリングが変わってしまいペースを思うように上げられず2分07秒台。それでも1台をかわし周回を重ねていたが、レース中盤に抜き返され、さらに追い上げて来たライダーにかわされ12番手。最終ラップにマシントラブルで止まったライダーがいたため一つポジションを上げ11位でゴール。

亀井 雄大 ライダー コメント

木曜日からセッション毎にタイムを縮めることができ、開幕戦もてぎのときのような足踏みはせずに、公式予選の2分06秒5を出したところまでは、チームの皆さんのおかげで着実なステップを踏むことができていました。しかし、レースで使ったタイヤに合わせ込むことができず、レース1、レース2共に不甲斐ない結果に終わってしまいました。次戦SUGOは事前テストがあるので、しっかり合わせ込んでレースに挑みます。

加賀山 就臣 チームマネージャーコメント

開幕戦もてぎの反省点を検証し、鈴鹿に来て亀井と共にマシンのセットアップを進めていきました。いろいろトライしたのですが、なかなか大きなステップを踏むことができず、細かい部分のセットを詰めていきました。公式予選では、ニュータイヤで2分06秒台をマーク。しかし決勝が始まってみるとタイムを維持できず、両レースとも厳しい結果となってしまいました。皆さんのご期待に応えることができず残念でした。次戦こそ亀井の能力を発揮できるようにして、上位を狙います。応援ありがとうございました。

JSB1000 公式予選結果1

JSB1000決勝 レース1正式結果

JSB1000 公式予選セカンドベストタイム

JSB1000決勝 レース2正式結果

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